HSP×毒親×長女の苦悩

こんにちは。この記事を開いてくださってありがとうございます。


今回は育った環境が性格にどう影響を与えるのかについて、「内向型HSP×毒親(母)×長女」だった私の経験を書いてみたいと思います。


相手の気持ちに敏感で、責任感の強い長女が自立するまで毒親の元でどう頑張っていたのかの記録です。


私はごく一般的なサラリーマン家庭で育ちました。

父は真面目で優しくよく働き、母はパートをしながら子育てをしてくれました。


父、母、私、妹の4人家族ではたから見れば何も問題なく幸せそうな家庭だったと思います。


でも私は自分の心から本当に幸せだなと思ったことがありませんでした。家に帰ってもいつも居心地が悪いのです。


当時の様子をお伝えしますと、中学生くらいの頃から家族全員の夕食作りや家事は自分でやっていました。

なぜなら、やらないと母親が睨みつけて発狂するからです。

母からは家事をやれとは直接言われませんが、私がやらない日があるとすごく機嫌が悪くなって家の中の空気が悪くなります。


HSPにとって誰かが機嫌が悪いことはすごくストレスで、それが嫌なので先回りしてやって欲しそうなことは一通り済ませるクセがつきました。


一方、妹は家の事など無関心でやりませんが全く怒られません。昔から妹は甘やかし放題、父は仕事で遅くまで家に居ないので状況を知りません。


他にも、家の中でも外でも母の機嫌が悪くならないように常に気を使って過ごしていました。


まずこれが日常のベース。


次は自分の将来についてです。

進路は基本的に母が先回りして全て決めてしまいます。世間体の良い職業か、自分がなりたかった職業につかせたかったのだろうなと思います。


私が一度なりたい職業を話した時、あまり実情も知らないのに「危ない、やめておけ」と話もろくに聞かずにシャットアウト。

基本的に私の話を否定するのが大好きで、話を聞いてもらったという記憶がありません。(お母さんに良く相談したり仲がいいよという人がすごく羨ましいです。)

ですので大人になってからも自分の意見や話をするのが苦手で色々と苦労しました。


もし、母が精神的にもっと大人で、私の精神的成長を上手くサポートしてくれるような人物であれば私の性格も生きやすいものに変わっていたかもしれないと悲しくなることもあります。(HSPの部分は生まれ持ったものなので変わりませんし誇りに思っています)


子は親を選べないと言いますが、私は子供がこの家に生まれて良かったなと思える家庭を作れるようになりたいです。


長々と書いてしまいましたが、少しでも共感して下さる方の癒しになれば幸いです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。