内向型の人脈術【直観に従う】
「人脈」という言葉を聞いて内向型さんやHSPさんは苦手意識を感じるのではないでしょうか?
私も超苦手で、「飲み会も仕事のうち」「パーティー大好き」「人脈命!」みたいなことをいう人がいるとしんどくなるし、仲良くなりたいと思いません。
最近、
『内向的な人のためのスタンフォード流 ピンポイント人脈術』(ハフポストブックス)
という本を読みました。著者が仰ることを要約すると、
内向型の人は自分のアンテナが「この人良いな」「好きだな」「合うな」と感じた人とだけつながり、そこから自然に人との繋がり広げていくことがポイント。自分の心地よさや直観を信じて人付き合いをしていくと、仕事でも良い結果が付いて来る。
(私の解釈なので間違っていたらごめんなさい)
ここからは私の考察ですが、
「できるだけ沢山の人と会って交流する」「頑張って関係を維持する」「権力があったり著名な人だから仲良くする」・・・などは外向型さんや非HSPさんが好む方法だと思います。よりたくさんの人の話を聞いて、その中から自分にとって有用な人を見つけて活用することが彼らの生きていく術なのではないでしょうか。
上記の様な外向型さん向けの人脈術は、内向型さんやHSPさんには効率が悪くとてもストレスになるので無理をしてマネしてはいけません。
内向型さんやHSPさんは物事を深く考える分、自分の考えや生み出した方法が有能なことが多いです。自分の感性に合う人だけ付き合い、手を取りあうことによって、外向型さんや非HSPさんには生み出せないような結果を出すことができるでしょう。
外向型さんから「もっと積極的に人脈広げたほうがいいぞ」などと的外れなアドバイスをされても、はっきりと「私には最適な方法ではないよ」と言う(思うだけでも◎)ことが大切だと思います。
※外向型さんや非HSPさんの方法がダメだと言っている訳ではありません。我々には合わないというだけです。
---------まとめ---------
内向型さんやHSPさんはもっと自分に自信をもって、自分の心のコンパスに従って生きていくことが幸せへの近道だと思います。
(ディズニーシーにあるアラジンのアトラクションで流れている歌を思い出しました)
最後まで読んで下さってありがとうございました!
内向型HSPがやめて良かったこと7選【常識は不必要】
こんにちは。この記事を開いて下さってありがとうございます。
今回は、内向型で強度HSPの私がやめて良かったことをご紹介したいと思います。
大多数の人の常識・慣習からすると「大丈夫?」とビックリされることかもしれませんが、私はとっても幸せになりました。先にざっと挙げると、
①人付き合い
②美容院に行くこと
③電車に乗ること
④外で働くこと
⑤頑張ること
⑥電話に出ること
⑦SNS
この7つです。少し長くなりますが1つずつご説明していきます。
①【人付き合い】
私が大切にしていて連絡を取っている人は、
・父
・親友1人
・彼氏
・祖母
・ペット(犬とうさぎ)←特別枠
のみです。上記以外の人は全て関わることを辞めました。連絡先もこの4人しか知りません。
以前はスマホに連絡先が100件以上登録してあり、LINEのグループにもいくつか入っていましたし、連絡してくる人もいました。集まりに誘われれば行っていましたが全然楽しくないことしばしば。
母は存命ですが、いわゆる「毒親」で関係が苦しいので一切連絡は取っていません。何か用事があれば父経由です。母からの着信やLINEは拒否しています。残酷で親不孝者!と言われそうですが、すごく楽になりました。たとえ家族であっても、自分を大切にしてくれない人とは関わらないのが1番です。
②【美容院に行くこと】
もうかれこれ2年は美容院に行っていません。なのでセルフカットも上達しました。
20代中頃までは頑張って美容院に行っていましたが、ストレスでしかありませんでした。しかも理想の髪形に1度もなったことがない。ドライヤーで火傷させられそうになったこともあるし、ストレスなことに高いお金を払うって苦行でしかない。
美容院で嫌なことは、
・探り探りの無駄な会話
・愛想笑い
・知らない人に頭や首に触れられる
・無駄な待ち時間
・じっとしていなければいけない
・予約して時間に遅れないように行く
などなど、ストレスMAXです。
多分、非・HSPや外向型の人は美容院に行くことが癒しや楽しみになっているんですよね~羨ましい。
③【電車に乗ること】
HSPにとって電車はストレスの宝庫です。車輪の轟音、人々の声、人の臭い、周りの人への気遣い、大きな発車メロディ、混雑時は人と触れ合う、空いてても距離感の近い人、乗り換えのプレッシャーなど・・・
実は学生時代(中学~大学までの10年間)、毎日2時間弱電車に乗っていました。今思うと毎日ぐったり疲れていたのは通学のせい?
現在は在宅で仕事をしているので通勤はありません。移動は基本的に徒歩かカーシェアリング。
電車をどうしても使わなければならないときは、ラッシュ時を避けてイヤホン必須です。なるべく情報を入れないように目をつむります。
④【外で働くこと】
2~3年前位から在宅で細々と仕事をしております。微々たる収入ですが、好きな時間に自分のペースで自分のやりたいことで食べていけるのって本当に幸せです。どうやってお金を稼いでいるのかはまた記事にしたいと思ってます。
ちなみに以前は介護士として施設で働いてました。一緒に働いている人は優しい方が多く(真面目に介護をやろうという志のある人はみんな人間力が高かった)、人間関係で嫌なことはほぼ無かったのですが「超・激務」。夜勤は月に10回位あり、人手が足りないときは夜勤明けで日勤に突入は当たり前・・・
体調もすぐれないことが多くなり、やりたいこともあり自分の時間が欲しいなと思って退職しました。社会人として色々学ばせてもらえたのは良かったですが、ずるずると勤めなくて良かったなと思います。
よく言われる「3年は勤めろ」「石の上にも3年」なんて嘘だと思ってます。これは非・HSPさん向けの言葉でしょう。HSPさんや内向型さんは普通の人よりも深く考え、学ぶことができるのでもっと短期間で仕事の要領や業界のことを学び取れますよね。ストレスで潰される前にさっさと離れましょう。
⑤【頑張ること】
HSPさん、内向型さんは常に頑張っている人が多いと思います。人より頑張っていることに気が付いていないんです。
非・HSPさんよりもたくさんの情報を回りから吸収し(刺激で常に脳がフル回転)、深く考え行動しようとします。生きているだけで疲れるし頑張っているのです。
私も動いたら「早めに休む」ことも心掛けて、電池切れで動けなくならないように気を付けています。
⑥【電話に出ること】
私は基本的に電話は出ません。着信があっても折り返さず、メールやLINEで返します。
社会人の常識では「大切な事や急ぎの件は電話連絡」「着信があれば折り返しかける」などがあると思います。仕事以外でも電話をコミュニケーションの1つとして重要視している人も多いですよね。
でも、私は電話が大嫌いなんです。電話しなければいけない時はソワソワ・ドキドキして不快に感じます。かかって来た時は自分の時間が奪われる感じが嫌です。相手が心配しないように明るい声色を出すのもしんどいです。
電話を使わないようにしていると、相手も電話してこなくなりますし(メッセージで送ってくれる、感謝)ストレスが減りました。不自由することや叱られることは全然無いです。
⑦【SNS】
リアルなつながりのあるTwitterやFacebook、LINEのグループなどは全て退会しました。そんなに仲良くない人の投稿を見て幸せな気持ちになったり、自分に有用な情報が手に入ったことは1度も無かったからです。
ネガティブな投稿もありますし、HSPとしては目にするだけでも気持ちがしんどくなることもあるので悪影響。
「みんなやってるから」「仲間外れになりたくないから」「情報を仕入れたいから」などの理由でSNSをやるのは時間の無駄だと思います。SNSって基本「自慢」や「かまって」の巣窟ですからね。
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以上7つ「内向型HSPがやめて良かったこと」を書いてみました。これは私の場合で、すべてのHSPさん内向型さんに当てはまるわけではありません(あたりまえ)
勇気をもって嫌なことは止めてみると、意外と大丈夫だし生きやすくなるので是非試してみて下さい!
HSPの私のこだわり【刺激を減らす】
HSPさんは刺激に敏感、五感に鋭いと言われています。
私は特に「嗅覚」「触覚」が強いと思います。皆様はどの感覚が強いですか?同じHSPでも人によって違うのも興味深いですよね。
今回の記事では、私が日常生活の中で気になる対象や、過ごしやすくするために工夫していることを書いてみました。
■嗅覚
【マスク必須】
人よりも嗅覚が強いので、昔から外出時はマスクを着けています。現在はコロナウイルスの影響でみんなマスクをつけているので、季節に関係なく着けやすくて嬉しいです。
日常生活の嗅覚に関してストレスになるものの例として、
・人のつけている香水、柔軟剤
(人工的な香りがずっと鼻に付きまとう感じがする)
・タクシーの車内の臭い
(知らないおじさんの臭いが凝縮されてて×)
・電車内の臭い
(色んな人の家の臭いが混ざり合って気持ち悪くなる)
・人の口臭
(人より感じ易いので近くでしゃべられるのが苦手)
・タバコ
(これはもはや凶器レベルなので即逃げます)
(家の中はすぐ掃除したり臭いが漏れないように徹底ガード)
等が挙げられます。普通の人でも嫌な臭いだと思いますが、私にとっては「そのことで頭がいっぱいになり、気持ちが悪くなり吐き気をもよおす」と言えば上手く伝わるでしょうか?ですので、普段の生活ではこれらをできるだけ避けるように生きています。
以前、飲食店の店員さんの制服が柔軟剤入れすぎ!?っていうほど匂う人がいて、ご飯が美味しく食べられなかった経験があります。一緒に行った人はあまり気にして無かったので私の特性ですかね。
■触覚
【皮膚感覚】
体にホコリや髪の毛が付いていると気になって痒くなってきます。特に顔に付いていると気になってしょうがなく、いつも取り除くのに手間がかかります。目にホコリが入ったり、逆さまつ毛が刺さっている時には激痛でもう大騒ぎ。
【好きな素材・苦手な素材】
服や寝具などの素材は綿(コットン)が大好きで、身に着けたり触れたりするとリラックスできます。
苦手なのはカサカサ・ざらざらした化学繊維や、チクチクするウールなどで、触れているとじわじわとストレスが積み重なります。
【服のタグ】
服のタグはチクチクと痛く感じて常に気になってしまうので、なるべくタグの無い服を買ったり、タグを切ってしまいます。
例えばですが、無印良品の服はタグが付いてなくてコットンのものが多いので、最近は好んで着ています。
以上、私の刺激を減らすためのこだわりでした!最後まで読んで下さってありがとうございます。
HSPさん向けのサイト、本【入門編】
HSPかな?と思った人におすすめのサイトや本をまとめました。(随時更新予定)
何かヒントになれば幸いです。
■HSP診断テスト
■おすすめの本
・武田友紀『繊細さんの本』(飛鳥新社)
・長沼陸雄『敏感すぎて生きづらい人のこころがラクになる方法』(永岡書店)
↓内向型HSPさんにおすすめ↓
・中村あやえもん『内向型の生き方戦略ー「社会から出て、境地を開拓するという生き方提案」』(あやえも研究所)
・マーティ・O・レイニー『内向型を強みにする』(パンローリング)
・竹下隆一郎『内向的な人のためのスタンフォード流 ピンポイント人脈術』(ハフポストブックス)
■私がよく拝見しているYouTube
https://www.youtube.com/channel/UCoBuFNBnXadVKDyWKFXxE5Q
(ココヨワチャンネル様)
このブログへの思い【初投稿】
はじめまして。この記事を開いて下さってありがとうございます。
HSP診断で強度HSP(スコア131)のYURIと申します。
きっとあなたは繊細で優しい方でしょう。
人一倍悩んで、人一倍我慢して、人一倍努力してみるけどなんか辛い。
人間界って生きづらいですよね。
私も自分を殺して頑張っていた時は生きづらさ故に「何で生まれてきたんだろう」「生まれてこなければ楽だったのに」「この世は苦行ばかりで楽しいことはほとんどない」と思ってました(ときどき現在進行形)
非・繊細の方にこの気持ちを話しても「考えすぎ」「みんな嫌なことも我慢している」「そんなこと考えたってどうにもならない」などの返答しか返ってきませんでした。
でも私にとってはなぜスルーできるのかが理解できずにモヤモヤ、イライラしていました。
ですが、【HSP】(Highly Sensitive Person)という言葉(研究?)に出会って目の前がパーッと明るくなり、心が軽くなったのを覚えています。
「これだ!!」と言いながら喜びで家の中を駆け回りました(愛犬がビックリしていたw)
そこから色んな記事や本を読み漁り(まだまだ勉強中ですが)、HSPの人の特徴や考え方を理解してうちにとても心が軽くなり、生きやすくなりました。
私はこのままで良いんだと。
長々と書いてしまいましたが、1人でも多くのHSPさんや内向型さんがホッとできる、共感できるようなことをマイペースに発信していきたいと思います。
ブログ初心者ですが温かく見守って下さると嬉しいです。